視界の中でキラキラした光が見える…光視症の症状と主な原因

「視線を動かした時に一瞬キラッと光りのような物が見えた」

「まるで稲妻が走ったかのように視界の中で光が見えた」

こんな症状が続いていれば、もしかするとそれは光視症かもしれません。

 

光視症とは、実際には光が当たったわけではないのに光のようなキラキラとしたものが視界の中で見えること。

 

何も問題がなくても症状が出ることがありますが、網膜剥離など重大な症状を引き起こす前兆として現れることもあるので気をつけましょう。

 

今回は、

・光視症の主な症状

・考えられる原因

・一般的に行われている治療法

などについてご紹介したいと思います。

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光視症の主な症状とは?

 

・「キラッと光が一瞬見える」

・「目がチカチカする」

・「稲妻のような物が見える」

 

などの症状が一般的で、明るいところでも見えますが暗いところでも見えることがあります。

 

一度光が見えたらずーっと続いたり、繰り返し起こるというよりは一瞬見えてすぐに消えることが多いようです。

 

どちらかというと、暗いところのほうが光が激しく見えたりします。
人によっては、飛蚊症の症状と併発して起こることもあるようです。

関連:飛蚊症の見え方が変わったら眼科を受診しよう

 

また、見え方に関してですがその原因によって左右どちらの目で光が見えるのか自分で認識出来たり、両目で同様に光が見えることもあります。

 

色々ある原因

 

光視症が起こる原因には、大きく分けて主に二種類あって一つは「ガラス体、網膜が関係しているもの」もう一つが「片頭痛、脳の病気などが関係しているもの」です。

 

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・ガラス体、網膜が関係している場合

目の中には、硝子体と呼ばれるゼリー状になった透明な液のような物が詰まっていてその後ろに網膜があります。

このガラス体は、若いうちは弾力があるものですが年齢を重ねると徐々にですが収縮します。

 

ガラス体、網膜の間に癒着が出来ると視線を動かす時に網膜が部分的に引っ張られるのでその刺激が実際にはない光のように見えるんですね。

 

特徴としては、左右どちらの目で症状が出たのか本人がよく理解していることが多いです。

左目で光が見えた、右目でキラキラしたものが見える…というように自覚できるのが特徴。

 

寝不足、過労、ストレス、頭をぶつけたなどの外傷の時にも一時的に見えることもありますが、

「網膜剥離」※1

「ブドウ膜炎」※2

「網膜循環障害」※3

「糖尿病網膜症」※4

などが原因で起こることも…

 

なので、長引く症状、気になる症状があればそのままにせずに早めに眼科を受診すべきです。

 

・片頭痛が原因の場合

片頭痛が起こる前の前兆として、代表的なものが閃輝性暗点です。

閃輝性暗点は、ギザギザした光が見えたり目の前が急に真っ暗になったり視界の中のものが歪んで見えたりする症状、左右の目で同様に光が見えます。

 

片頭痛持ちの人は多いですが、片頭痛があればどの人にも起こるというわけではなくむしろ確率としては1割2割と低いです。

10分くらいで消えることが多く、長くても30分以内には消えますがその後激しい頭痛と吐き気に襲われます。

 

血管の一部がけいれんを起こして一時的に血流が悪くなって起こるものと考えられていて周期的に起こることが多いです。

10代前半から20代くらいの女性に多いと言われています。

 

・脳に原因がある場合

血管の中で血栓が出来ることで、脳の血液の循環が悪くなること、脳梗塞、脳出血などで起こると考えられています。

痛みはなく、どちらかというと中高年に多い。

 

高血圧、糖尿病、動脈硬化、高脂血症など生活習慣病がきっかけで起こることもあるので注意が必要です。

 

一般的な治療法

 

それが本当に光視症なのか?
もし光視症だとすれば一体何が原因なのか?

をハッキリさせるためには、眼科を受診してまずは検査を受けることです。

 

視力検査や眼底検査を行い、目の奥の状態を観察して異常がないか確認します。

 

眼底検査は、散瞳薬という目薬を使い点眼して瞳孔を広げてから観察するというものです。

 

瞳孔を広げるのでいつもよりもまぶしく感じられたり、物がよく見えなくなったりしますが痛みを感じたり苦痛を伴う検査ではありません。

関連:「健康診断」40歳からやるべき眼底検査の方法とかかる費用・時間の目安

 

もし、生理的なものであれば自然と治ることもあるので何も問題がなければそのまま様子を見る形になります。

 

何かほかに別の症状が出たり、悪化するとかであればすぐに受診しないといけませんがあとは定期的に受診をすれば大丈夫です。

 

何か問題が見つかった場合には、レーザーによる治療か手術が行われるのが一般的です。

 

仮に何らかの病気が発覚したとしても、発見が早いとそれだけ治療の選択肢も豊富なので少しでもおかしな症状があれば早めに眼科を受診しましょう。

 

光視症以外でも目はチカチカする?

 

最後に、これは私自身感じていることなんですが光視症じゃなくても他にどこも悪いところがなくても視界に光のような物が見えたり目がチカチカすることがあります。

 

眼精疲労で目の疲れがピークに達していると、視界の中で光のような物が見えることがあるんです。

 

目を酷使した後、冬の寒い時期に起こりやすく光は一瞬だけ見えますが何度か続けて見えたりします。

 

この場合は、目を十分に休ませたり、温める、目の運動をすることで改善されることがあるので出来るだけ疲れを取り除くと良いですよ。

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※1

網膜剥離は、その名の通り網膜が剥がれることですが失明の原因になるので気を付けるべき症状の一つ。

原因は色々とありますが、頭や目の周辺を強打したり物理的な衝撃を受けること、眼病、加齢によるものが代表的です。

前兆として飛蚊症や光視症の症状が出ることがありますが、痛みなどなく自覚症状があまりないので眼科の定期受診が必要。

 

※2

ブドウ膜炎は、目を包んでいるブドウ膜に炎症が起こること。
原因は不明なこともありますが、細菌やウイルスに感染した場合、体の疾患が原因であることも。

視力低下、鈍痛、充血などの症状がありますが飛蚊症や光視症のような見え方に影響する症状が出ることもあります。

 

※3

網膜循環障害は、網膜にある動脈や静脈の一部が何らかの原因で詰まってしまうことです。

高血圧、動脈硬化など血管が詰まるような危険因子があるとその分発症のリスクが高くなります。

 

※4

糖尿病網膜症は、糖尿病がきっかけで網膜がダメージを受け視力が低下するというもの。

血糖値が高い状態が続くことで血管が弱くなり、網膜の血管も詰まることで様々な悪影響を及ぼします。

放っておくと、進行して網膜剥離になったりその他眼病(緑内障など)を引き起こすこともあります。

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