「健康診断」40歳からやるべき眼底検査の方法とかかる費用・時間の目安

健康管理の為に一年に一度健康診断や人間ドックを受ける人は多いと思うんですが、一般的な健康診断で通常はメニューになくオプションだったり人間ドックのメニューの一つになっていることが多い検査が「眼底検査」です。

 

眼底検査とは、眼球の奥にある組織全体を意味する「眼底」を詳しく検査すること。

 

眼科を受診して何か異常が見つかった時に必要があれば行う検査なので、今まで一度も受けたことがないという人がほとんどかと思いますが40歳以降になったら不調が無くても念のため検査は受けるべきです。

 

目の病気もそうですが脳の病気の発見にもつながるので、今まで受けたことがない人は一度受けておくと良いですよ。

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眼底検査でわかること

 

眼底は、網膜をはじめ、脈絡膜視神経乳頭硝子体などの組織をひっくるめたもののことです。

 

黒目部分は角膜のことですが実は透明になっていて、目の中(水晶体や硝子体)も透明になっています。

 

外から光を当てた時に、眼底を見ることが出来るんですがこの時眼底の「網膜血管」「視神経乳頭」などの様子が確認できます。

 


・眼病だけでなく体全体の病気もわかる

 

血管は普通は外から見ることが出来ないんですが、目の中が透明になっているのでこの網膜血管だけは外から見ることが出来る唯一の血管なんですね。

 

血管には色々な体の変化が現れやすく、高血圧糖尿病動脈硬化などといった異常を調べることが出来るのです。

 

もしこの網膜血管に何らかの異常が見つかった場合、他の血管でも同様のことが起こっている可能性が高いので全身疾患の発見にもつながるんですね。

 

また、視神経乳頭に関しては脳とつながる視神経の一部なので脳圧亢進(脳・頭蓋骨の間の脳せき髄液が溜まることで脳を圧迫する症状)などの脳の病気や緑内障(視野が狭くなる眼病)などの目の病気の発見につながります。

 


・白内障に関しては別の検査が一般的

 

ちなみに、緑内障と同様に発症が多い白内障に関しては眼底検査ではなく細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査が行われるのが一般的です。

 

この検査は眼科を受診すれば必ずと言っていいほど毎回行う基本的な検査で、あごをプレートに乗せて医師が顕微鏡で目の中を覗くという簡単な検査です。

 

白内障は、水晶体が濁って急に視力が落ちたり光がまぶしく感じられるようになる眼病ですが水晶体の濁りがかなり進んでいると細隙灯顕微鏡検査だけでは異常が良くわからないことがあります。

 

その際は、超音波エコー網膜電図検査光干渉断層計などの機械が使われて検査されます。

 

眼底検査を行うことで100%白内障がわかるわけではないんですが、症状が進んでいれば異常がわかることがあります。

 

その他には目の病気だと「黄斑変性症」「ぶどう膜炎」「中心性網脈絡膜症」「眼底出血」などが発見できることがありますね。

 

眼底検査の方法

 

眼底検査には、大きく分けて観察レンズを使う方法と眼底カメラを使う方法の2種類があります。

 

観察レンズは、医師が特殊なレンズと照明を使って直接のぞき込んで検査する方法です。

 

眼科では普通は散瞳薬を使って瞳孔を開いて見ることが多いですが、健康診断などでは瞳孔は開かずに見ることが多いです。

 

もう一つの眼底カメラは、機械を使って写真を撮るんですがこちらも事前に目薬を使って瞳孔を開く「散瞳タイプ」と目薬を使わない(瞳孔を開かない)「無散瞳タイプ」があります。

 


・散瞳タイプは検査後がちょっと不便だけど隅々検査できる

 

目薬を使って瞳孔を開いたほうが眼底の奥の方がしっかりと確認できるんですが、数時間は瞳孔がそのまま開きっぱなしになるのでかなりまぶしく感じます。

 

車の運転は出来ないですし自転車も危険なので避けたほうがよく、ちょっと不便に感じてしまいます。

 


・無散瞳タイプは検査後の過ごし方に影響を与えないが隅々検査できるわけではない

 

無散瞳タイプは、瞳孔を開かないのでまぶしくなることもなくその後車の運転などいつも通りの日常生活が出来ますが眼底の真ん中以外は撮影出来ない(見えない)というデメリットがあるんですよね。

 

そのため、もし網膜剥離などがあっても初期の症状であれば見落としてしまう可能性があります。

 

網膜剥離の初期症状としては、視界の中に虫が飛んでいるような小さな糸くずなどが見える飛蚊症や光が当たっていないのに光って見える光視症などがあります。

 

やはり瞳孔をしっかり広げてから確認したほうが初期の異常にも気付きやすいので、健康診断で無散瞳タイプの検査をするのであれば眼科でも一度散瞳タイプの検査を受けてみると良いですよ。

 

 検査の種類方法
観察レンズ特殊なレンズと照明を使って医師がのぞき込む方法、眼科では散瞳薬を使うことがほとんど
眼底カメラ(散瞳タイプ)散瞳薬(目薬)を点して瞳孔が開いたら薄暗い部屋で画像を撮影
眼底カメラ(無散タイプ)薄暗い部屋でそのまま画像を撮影

 


・コンタクトレンズは装着可能?

 

コンタクトレンズについてですが、昔は眼底検査と言えば必ずコンタクトレンズは外すものだったみたいなんですが最近は使うレンズやカメラの性能も上がりつけたまま検査できるところもあります。

 

視力検査、視野検査、眼底検査に関してはコンタクトレンズは装着したままでOKなところが多いですが矯正が強い場合は外さないといけないことが多いです。

 

眼圧検査ではハードは必ず外しますが、ソフトは装着したままでも出来ることがあります。

 

ただ、眼圧が高い人だとやっぱり外してから検査したほうが良いんですよね。

 

健康診断も、けっこう厳しめなところもあれば割とゆるいところもあるんですが個人的にはコンタクトレンズは外してメガネで過ごすのが一番良いかと思います。

 

先日私も健康診断受けてきたんですが、その健診センターではコンタクトレンズは外さなきゃいけなかったので私はメガネで行きました。

 

もしくはコンタクトレンズをつけていって検査の時だけ外して、また装着するというのが一番ですね。

 

検査後、散瞳薬を使った場合はその後ぼやっとして見えたりまぶしいんですがレンズの装着は出来るので持っていくのも良いと思います。

 

検査にかかる時間と費用

 

検査自体は、散瞳薬を使う場合点眼してから瞳孔が開いたのを確認してから検査するので瞳孔を開くまでにまず20分から30分くらいかかります。

 

検査自体は長くても15分から20分くらいだと思うので、トータルで30分から40分くらいを見ておくと良いと思います。

 

どの眼底検査の方法も痛みなどなく、簡単に出来る検査なので何も心配することはないですね。

 


・費用は数千円以内で済むことが多い

 

健診では人間ドックのコースに含まれることがありますが、含まれない場合でもオプションで受けられる場合もあり1000円くらいから2000円前後で受けられることが多いですね。

 

眼科での検査にかかる費用も大体同じくらいだと思います。(3割負担の場合なので、1割だともっと安く済みますね。)

 

検査に何時間もかかるとか、一回に何千円もかかるというわけではないので一年に一度は受けると良いと思います。

 

まとめ

 

健康診断はあくまで何らかの病気の「疑い」を調べるためのものなので、健康診断だけで詳しい検査ができるわけではありません。

 

精密な検査を受けるにはやはりそれ専門の病院を受診して診てもらったほうが良いので、健診では大丈夫だったけれど不調が気になるという時は病院できちんと診てもらったほうが良いです。

 

それでも年に一度の健康診断は自分の体の健康管理をするためにも大切なことですし、健診で問題がなく特に自分でも気になるような症状がなければそれで安心だと思うので毎年一度は受けるようにしたいですね。

 

眼底検査は40歳以降になったら受けたほうが良いと言われているんですが、40歳になる前でもちょっと気になる症状があったり…念のため一度受けておきたい場合は健康診断や眼科などで検査を受けてみると良いですよ。

 

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