体の凝りからくる疲れ目に!ストレッチポールの効果と使い方

 

ストレッチポールは、主に寝っ転がりながら楽な姿勢でストレッチが出来る便利なアイテムです。

 

物によっては座る時に使ったり…と色々な使い方が出来ますが、より自然な感じで筋肉をほぐすことが出来るもの。

 

目がよく疲れる…という人は、目周辺だけでなく首も肩も凝っていて腰まで筋肉が凝り固まっている人が多いです。

 

このストレッチポールを使えば、下にしてコロコロ寝っ転がるだけで本当に筋肉が緩んで凝りが取れるんです。

 

結果、疲れ目の緩和にもつながりますから目の疲れとともに首凝りや肩こり、腰痛もある人は使ってみると想像以上に疲れが取れますよ。

ストレッチポールとは?

 

ストレッチポールは、もともとはトレーニングの一つとして使われてきたもの。

 

その高いストレッチ効果から、スポーツだけでなくフィットネスや医療にも使われるようになりました。

 

体が疲れるのはなにも運動することだけではないですよね。

デスクワークの様に、一日中パソコンの前に座って同じ姿勢で作業をし続ける…

 

これも、筋肉が凝り固まって血流が悪くなる原因の一つです。

なので、一日終わるころには凝りが酷くなっているはずです。

 

ストレッチポールを使うことで、この凝りがほぐれるのでコロコロしているだけで想像以上に疲れが取れてスッキリします。

 

一見疲れ目とは関係ないように思えるかもしれませんが、体全体の筋肉がほぐれれば目の疲れも和らぐんです。

 

それに、疲れ目と首こり肩こりはセットでやってくることも多いので同時にケアできるのも良いですよね。

 

ストレッチポールの効果

 

・筋肉の緊張が和らぐ

・背骨が正しい位置に戻る

・骨盤が矯正される

・呼吸が深くなりリラックスできる

・副交感神経が優位になり疲れを防ぐ

 

筋肉の緊張が和らぐ

普段、立っている時も座っている時もそうですが足や腰などどこか一点に体重がかかることが多いです。

そうなると、そこを周りの筋肉が支えるので体に常に力が入っている状態に。

 

でも、ストレッチポールを使えば寝転がった時に自分の体重で少しずつ筋肉が緩んでいきます。

特に、肩や背中、太ももなど普段力が入りやすい部分の筋肉も楽に緩めることが出来るのです。

 

背骨が正しい位置に戻る

背骨は、本来であれば横から見るとSの形の様に緩いカーブになっています。

でも、重い頭を首だけで支えているわけですからどうしても前かがみになりやすいです。

 

それに、足を組んだり頬杖をついたり…といった習慣や筋肉の緊張などからこのカーブが崩れてしまうのです。

ストレッチポールの上に寝ると、後頭部の頭蓋骨と背骨、骨盤の後ろがフィットすることで自然なカーブを取り戻すことが出来ると考えられます。

 

骨盤が矯正される

骨盤も、背骨の様に普段の生活習慣や癖などによって歪んでしまうもの。

特に、足を組む癖があったり片足に重心を置いて立つ癖があったりするとかなり歪んでしまっていることも。

 

骨盤の歪みは腰痛の要因にもなりますが、足がむくんだりポッコリお腹になったり…とデメリットが沢山あります。

ストレッチポールの上に寝ることで、骨盤も正しい角度に戻り歪みも矯正されるんですね。

 

呼吸が深くなりリラックスできる

前かがみになっていたり、肩が内側に入ったような状態では肋骨も自由に動かすことが出来ません。

肋骨が開かなくなると、肺の動きも制限されるので空気の取り込みが少なくなり呼吸も浅くなることに。

 

呼吸が浅くなると、全身に酸素が十分に届かなくなったり血流が悪くなることで疲れも溜まりやすくなります。

ストレッチポールを使えば、肋骨も開くようになるので深い呼吸ができるようになりその結果リラックス出来るようになるのです。

 

副交感神経が優位になり疲れを防ぐ

普段起きている時に優位になっているのが交感神経ですが、寝ている時など休んでいるに優位になるのが副交感神経

忙しかったりストレスが多いと、交感神経のスイッチが入りっぱなしで上手く副交感神経に切り替え出来なかったりするのですが…

 

ストレッチポールの適度な沈み込みが、体をほぐして副交感神経を優位にします。

その結果、疲労回復に役立つんですね。

関連:自律神経の乱れは目の疲れに直結する?整える方法とは?

*****

発泡オレフィン系樹脂が使われているので、反発力があってけっこう硬めです。

 

でも、一日働いて疲れた後に背中の下に置いて寝転がると本当に疲れが取れるんですよね。

 

人によってはちょっと硬いと感じるかもしれませんが、慣れればむしろ頑丈でないといけないことがわかります。

 

基本のポーズ・エクササイズ

 

①肋骨を開く

②膝を開く

③肩甲骨を開く

 

①肋骨を開く

ストレッチポールを縦になるように床に置き、その上に寝ます。

真っすぐのストレッチポールが背骨に当たるような感じで寝ると◎

 

頭から太ももの付け根がストレッチポールに乗るようにして、両足は膝を折って床にかかとを付けます。

両手は、肘が床につくくらいに横に広げてまた元の位置に戻す…というのをゆっくり呼吸を繰り返しながら数回続けます。

 

②膝を開く

①と同じ姿勢で、膝だけ横に開いたポーズになります。

両ひざが外側に広がるように、足の裏と裏を向かい合わせにします。

 

足の裏はくっつけてもくっつけなくてもOKなので楽な方で、だらんと緩い姿勢を保ちましょう。

ゆっくり呼吸をしながら膝を開き、ゆっくりと時間をかけて元に戻すというのを繰り返していきます。

 

③肩甲骨を開く

①と同じ姿勢から始まり、両手を真っ直ぐ天井に向けて伸ばします。

肘は曲げずに伸ばします。肩甲骨を動かすように意識すると◎

 

ゆっくり呼吸をしながらまた元の位置に手を戻していきます。

これを数回繰り返しましょう。

*****

ストレッチの方法は他にも色々とありますが、ただ乗っかってゴロゴロするだけでも良いので運動がとにかく苦手な人にも良いと思います。

 

もうこれ以上体を動かすことも難しい、ヘトヘトに疲れて動けないという時にちょっとゴロゴロするのも良いですよ。

 

ジムや整体でもお勧めされることの多いストレッチグッズの一つなので、

・体が凝りやすい

・全身疲れやすい

・毎日デスクワーク

という方に特におすすめですね。

 

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