目の周りに出来る白いポツポツは稗粒腫?疲れ目からの血行不良に注意!

目の周りに出来る、ポツポツとした白い小さな出来物。

「白ニキビ?」

「一時的な吹き出物?」

と思う方がほとんどかと思います。

 

でも、一度出来るとなかなか消えないこの出来物は稗粒腫(はいりゅうしゅ/ひりゅうしゅ)というもの。

 

詳しい原因はわかっていないのですが、目が疲れやすい人で目の周辺が血行不良な状態が続くと出来ることがあります。

 

出来物自体は小さくて目立つ物ではないのですが、出来る場所が目の周辺ということもあり目立つので美容的に気になってしまう人も多いもの。

 

一度できると自然と消えないこともあるので、これ以上出来ないように予防することも大事になってきます。

 

今回は、

・稗粒腫の主な症状と原因

・治療法、皮膚科での処置

・出来ないようにする予防法

などについてご紹介したいと思います。

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稗粒腫は何で出来ている?主な症状と原因

 

稗粒腫は、白くて丸い小さな出来物のことで

・まぶたの上

・まつ毛の生え際

など、目の周辺数センチ以内の範囲に出来ることが多いです。

 

一個だけ出来ることもありますが、数個同時に出来ることもあり気づけば何個も出来ていることがあります。

 

痛みも痒みもなく、本当にただの出来物なのですが目の周りにあるので小さくても目立つのが厄介なところ。

 

また、いくら潰そうと押しても潰れず簡単には消えないんですね。

 

毛穴が詰まっているとか、皮膚の表面に炎症が起きて出来るのではなく皮膚の中のほうから脂肪の塊のような物が出来るので洗顔を頑張っても消えないのが特徴。

 

ちなみに、稗粒腫にも以下二種類あります。

 

原発性のもの

赤ちゃん、若い女性に出来ることが多いタイプ。

まぶたにある日突然出来ることが多いです。

 

続発性のもの

怪我などの外的要因が原因のタイプ。

皮膚に強い刺激を与えることで起こりますが、原発性と比べても割合的には少ないです。

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見た目はどちらも変わりありませんが、稗粒腫のほとんどが原発性のものと考えられています。

 

原因は不明なことが多い

 

稗粒腫は、繰り返し出来ることがあるのですがその原因として主に考えられるのが以下の二つのものです。

 

水泡性類天疱瘡によるもの

長期間のステロイドの使用

 

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水疱性類天疱瘡

水泡性類天疱瘡とは、自己免疫による皮膚疾患のこと。

本来は、体に悪影響を及ぼす細菌やウイルスから身を守る役割をしているのが血中に含まれる抗体です。

 

この抗体があるからこそ、感染を防ぎ健康な体を維持することが出来るのですが稀に自分の組織に対して反応する抗体もあります。

外敵と勘違いした自分の組織を傷つけることで、皮膚に無数の水ぶくれができるのがこの水疱性類天疱瘡という疾患です。

 

長期間のステロイドの使用

色々な治療に対して使われるステロイドですが、長期間使った場合に稗粒腫が出来ることがあります。

副作用のようなもので、一度にいくつも出来ることが多いです。

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これらが原因となる稗粒腫は全体の約10%くらいと言われていて、とても低い確率です。

あとの90%の人は、原因不明な場合がほとんど。

 

つまり、ほとんどの人は原因不明であることが多く病院に行っても

「体質的なものかもしれない」

「遺伝かもしれない」

と言われることが多いです。

 

疲れ目の人は稗粒腫が出来やすい?

 

病気やステロイドに当てはまらない方で特にこれと言った原因が見つからない場合、もし目を酷使することが多いのであれば稗粒腫が出来るのは目の疲れから来ているものかもしれません。

 

というのも、私自身稗粒腫は3回ほど経験しているからです。

 

稗粒腫が出来るタイミングやその時の状況を考えてみると、

・いつも秋から冬にかけての寒い時期で血行が悪くなっている

・目を酷使する時

に当てはまるからです。

 

つい先日も稗粒腫が出来たのですが、その時も目を酷使することが多く忙しく過ごしていたために疲れ目の症状を感じていたところでした。

 

なので、稗粒腫が出来る原因の一つとして疲れ目が原因になることもあると思っています。

 

稗粒腫の治療法

 

稗粒腫は、大きなものでなければ自然と取れることがあります。

 

もともとは皮膚の中にあったものが、段々と皮膚の表面に出てきて薄い皮膚の一部が破れた時にそこから中身が出るという感じです。

 

実際に稗粒腫が取れた人であればわかると思いますが、脂肪の塊と言っても柔らかい脂っぽい液みたいなものが入っているわけではなく見た目は角栓に近いです。

 

少し硬さがあるので、いくら潰そうとしてもなかなか潰れないんですね。

 

無理につぶそうとすると、皮膚に傷がつくことがあるので潰せないけれどどうしても気になる場合は皮膚科を受診しましょう。

 

皮膚科での治療

 

皮膚科では、遠目で見てもわかるくらいの大きさであれば除去してくれることが多いです。

 

自分で気になっても、遠目に見てもわからないくらいの小ささであれば場所によっては除去できないこともあります。

 

その場合は、ある程度大きくなるまで待って大きくなってから改めて除去することがあります。

 

1~2㎜程度の大きさであれば、大概のものは除去してもらえるはずです。

 

治療の流れ

①針を使って稗粒腫がある皮膚の一部に穴を開ける

②器具で中の角栓を取り出す

③消毒して終了

 

処置は短時間で終わりますし、痛みはあってもほんの少し一瞬チクッとするだけですぐに済みます。

 

もし、皮膚の表面ではなくて少し深い部分にある場合は針ではなく炭酸ガスレーザーなどを使って処置することもあります。

 

直後は、角栓のような物が出た後なので薄っすら皮膚が盛り上がった感じになりますがそれも数日から一週間くらいすれば段々小さくなり消えていくはずです。

 

皮膚科では、保険適用で3割負担の場合2000円前後で済むことが多いです。

自力で潰すよりは傷跡も残らず、安心して除去できるでしょう。

 

予防するには?

 

稗粒腫の予防には、まず第一に皮膚を清潔に保つことが大事です。

洗顔と保湿を心がけて、最低限必要なスキンケアを行っていきましょう。

 

・栄養バランスの良い食事をとること

・質の高い睡眠を心がけること

・規則正しい生活を送ること

なども大切ですが、それと同じくらい大事なのが目元の血行を良くすることです。

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目が疲れたら温めるようにして、一日の終わりにはマッサージをしたりツボ押しをするだけでも違います。

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入浴時には、ほんの少し熱いくらいのシャワーを目元に当ててよく温めるのも良いですよ。

ドライアイやものもらいの予防にもなります。

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とにかく目元を温めて血行を良くする、ということを意識していたら3ヶ月以上消えなかった稗粒腫がある時ぽろっと取れました。

 

目頭の少し下辺りに出来ていたので、すごく目立っていてそろそろ皮膚科を受診しようと思っていたところだったのですが…

 

普段から疲れ目の方だと、血行不良から稗粒腫が出来るリスクは少なくないと思います。

 

出来てからだとなかなか消えないので、なるべく出来ないように血行を良くして目元の疲れを取っていきましょう。

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