眼瞼下垂の症状と疲れ目の関係・自力で目を開けられるかセルフチェックする方法

ケアをしても一向に良くならない疲れ目…
それはもしかすると単なる疲れ目なのではなく「眼瞼下垂」が影響しているせいかもしれません。

 

眼瞼下垂は、

▶「パソコンをよく使う人」

▶「コンタクトレンズを日常的によく使う人」

に多い症状の一つなのでチェックしておきましょう。

 

このページでは、眼瞼下垂の症状と疲れ目の関係、対処法などについて解説していきたいと思います。

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眼瞼下垂とは?

 

眼瞼下垂というのは、まぶたが黒目に覆いかぶさるようになり視野が狭くなってしまう症状のことです。

 

普通に前を向いた時に、自然と黒目の輪郭の上までまぶたが上がらないような状態のことでまぶたが黒目を覆うようにして段々前が見えにくくなってきます。

 

ただまぶたが下がってくる状態なので、例えば充血していたり目やにがある時のようにこれは明らかに何かおかしいというような症状がありません。

 

自分で気付くことが難しく、見た目的にすごく気になるということも少ないので他人から指摘されることもほとんどないので治療が遅れがちです。

 

ただ単に、眠いのかな?疲れているのかな?という印象を持たれることが多いです。

 


自覚症状も感じづらい

 

自覚症状はというと、目が開きにくいというより全開しにくい感じまぶたが重いものが見づらい(視野が狭くなっているために)などがあります。

 

眼瞼下垂にもレベルがあり、軽度から重度まで症状も様々
一般的には、黒目の輪郭の上部分が少しまぶたに隠れていたとしても瞳孔の部分は完全に露出している状態が普通の状態です。

 

▶瞳孔の上部にまぶたが被さるようになる軽度

▶真ん中位まで被さる中度

▶瞳孔の大部分に被さるようになると重度

ということになります。

 

先天性の眼瞼下垂という場合もありますが、この場合は上眼瞼挙筋というまぶたを持ち上げる筋肉がきちんと成長しなかったことに問題があることが多いと言われています。

 

この場合は、眉毛を持ち上げる時に使う前頭筋を使うことでまぶたがきちんと上にあがるように移植手術を行うのが一般的です。

 

最近は、子供の頃は何ともなかったのに大人になってから発症する後天性のものが多いとされています。

 

その原因としては

加齢によるもの

コンタクトレンズの長期間の使用(主にハードタイプ)

パソコンの影響

などがあります。

 

筋肉や神経自体に異常は何もないのですが、腱膜部分が緩んできてしまうことで発症することが多いです。

 


その他の原因となる疾患

 

あとは少ない割合で、重症筋無力症動眼神経麻痺ホルネル症候群外眼筋ミオパシーなどが原因となることもあります。

 

重症筋無力症

正常な働きを阻害する抗体が出来てしまうことで、神経からの指令が筋肉へ伝わりにくくなる病気のこと。
ちょっと体を動かしただけでも疲れやすく、筋力が落ちていくことがある難病の一つ。

——–

動眼神経麻痺

脳疾患や外傷、糖尿病などで動眼神経に麻痺がおこって目が動かしにくくなること。
動眼神経とは、内側に眼球を動かす内直筋、眼球を上に動かす上直筋、下に動かす下直筋、外向きにする下斜筋、まぶたを動かす上眼瞼挙筋、瞳孔を縮める瞳孔括約筋を動かす神経のこと。

——–

ホルネル症候群

交感神経に異常が起こることでまぶたを持ち上げる役割をする筋肉の一つであるミュラー筋などが麻痺してしまう病気。

——–

外眼筋ミオパチー

外眼筋という、眼球の向きを変える働きをしている筋肉に麻痺がおこる病気で、病気によるものや外傷など色々な原因があります。

 

通常は腱膜がゆるむことが原因で眼瞼下垂になることが大多数ですが、症状の一つとして疲れ目になることが多いと言われています。

 

疲れ目との関係

 

眼瞼下垂の症状は、瞼が重く視野が狭くなること以外には

頭痛首凝りや肩こり

夜になると物を見るのが辛くなる

自律神経失調症

おでこのシワ

疲れ目

などがあります。

 

なぜ眼瞼下垂で頭痛や首凝り、肩こりが起こるのか?
というと、目の筋肉が緩んでしまっているためそれを刺激で収縮させようと交感神経にスイッチが入るから。

 

交感神経は、緊張や興奮と関わりがある神経なので長時間交感神経を使い筋肉に刺激を与え続けると緊張状態が続きそれによって疲れてしまいます。
そのため、頭痛や首凝り、肩こりが起こりやすいと考えられています。

 

また、首凝りや肩こりに関してはそのまま前を向いた状態では視野が狭く見づらいため少し顔を上げて物を見ようとするので、その分首や肩に負担がかかり凝りにつながるとも言われます。

 

日中使い続けた筋肉は、昼間はなんとか持ちこたえることが出来ても夜に近づけば近づくほど段々疲れてきて緩んできてしまいます。

 


夕方以降は症状が重くなりがち

 

なので、どうしても夕方以降は物が見えづらくなり字を読んだり何かを見るのが辛くなるのだそう。

 

自律神経失調症も、交感神経が常に作動している状態なので倦怠感めまい冷え火照り動悸などがすることも。

 

その他には、緩んだ目の筋肉の働きを補うために代わりに前頭筋という額にある筋肉を使ってまぶたを引き上げようとしてしまうため額には太いしわが入ることもあります。

 

最後に疲れ目についてですが、視野が狭いために目に力を入れてまぶたを引き上げどうにか視野を確保しようとしてしまいます。

 

一日中目に力が入っている状態なので、筋肉が疲れてしまい目の奥が痛むということになります。

 

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治療方法と受診する科

 

眼瞼下垂の治療は、症状によって色々な方法があり

・「腱膜を固定する方法」

・「たるんだ皮膚(まぶた)を除去する方法」

・「腱膜を移植する方法」

などの手術が一般的。

 

眼科で治療を受けるのが一番だと思いますが、形成外科でも治療は行われていますね。
眼瞼下垂は保険が利きますが、治療方法によって料金が大きく変わってきます。

 

筋膜を固定する方法だと3割負担の場合3万円前後程度が多いと思いますが、腱膜を移植する方法だと10万円近くすることがあります。
まずは、お近くの眼科にて相談されると良いと思います。

 

セルフチェックしてみよう

 

最後になりますが、自分で眼瞼下垂かを判断するちょっとした方法としては眉毛を押さえたまま目を開けられるかチェックしてみることです。

 

まずは静かに両目を閉じ、眉毛の上にそっと人差し指を乗せて眉毛が動かないように固定しましょう。
そしてそのまま目を開けますが、眼瞼下垂でなければ自然と目を開けられるはずです。

 

その状態でも十分前を見ることが出来ますし、眉毛を動かさなくても上も見ることが出来ます。(眉毛の上に乗せている人差し指が見える)
しかし、眼瞼下垂であればなかなか自力では開けられません。

 

眉毛や額の筋肉の力を使ってなんとか開けられる、という感じになるでしょう。
ただ、これで上手く開けられたからと言って絶対に眼瞼下垂ではないとは言えないので、気になる症状があれば眼科を受診するのが一番です。

 

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