目が疲れたな…と感じた時に、すぐに改善できる即効性の高いものがあればそのほうが楽になりますよね。
食事を改善していくには時間がかかりますが…
「生卵を飲む」という、ちょっと変わった方法で疲れ目に素早くアプローチすることが出来るのです。
個人差はありますが、
「生卵を飲んだ後に疲れにくくなった!」
「疲れが半減した!」
と感じる人も多いので、眼精疲労に悩む方は一度試してみると良いでしょう。
生卵の飲み方
①新鮮な生卵を1個から2個用意する
②お酢を小さじ1杯かける
③更に醤油を少々かける
④そのまま飲む
という、とてもシンプルなものです。
生卵を飲むのは1日1回1個から2個飲むものとします。
お酢は味のついていないスタンダードなタイプは、まずは小匙1杯から。
やさしいお酢など、味付けによってあまり酸っぱくないお酢は小匙2杯くらいでも良いでしょう。
お酢+醤油の代わりに、ポン酢を使うのもアリです。
その場合も、まずは小匙1杯から試してみましょう。
卵にお酢を混ぜて一緒に飲むのが良いですが、苦手であれば卵は卵で飲んでお酢はお酢ですぐに飲むことをおすすめします。
また、生卵を飲むのが苦手という場合はご飯にそのままかけても良いですし納豆に混ぜて食べても良いです。
要は卵を生の状態で取ることが出来れば、必ずしも飲まなくても良いということ。
なぜ生卵が良いのか?
なぜ生卵が疲れ目に良いのか?というと、卵は栄養バランスに優れていて疲れ目改善に良い栄養も含まれているから。
ビタミンCや食物繊維は含まれないのですが、それ以外の栄養はほとんど含まれているのです。
・ビタミンA
・B2
・B12
・D
・鉄分
・カルシウム
・8つの必須アミノ酸
をバランスよく含んでいます。
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また、レシチンというリン脂質に含まれる「コリン」も眼圧を正常にするのに良いと言われている成分。
なので、適度に卵をとることは疲れ目の改善にも良いと考えられているのです。
加熱して食べることも出来ますが、熱に弱いビタミンB群は壊れてしまうので…どうせなら出来るだけ栄養バランスが優れている状態で取ったほうが良いですよね。
そのため、卵は生の状態で取るのが良いと言われているんですね。
お酢を加えると良い理由は?
生卵になぜお酢を加えて取るのが良いのか?と言うと、卵が酸性食品だからです。
食品には、酸性のものとアルカリ性のものがあります。
※ちなみに、お酢はクエン酸や酢酸を含むので酸性なのですがこれは体内に入るまでのこと。体内に入ったらアルカリ性になるので、お酢はアルカリ性食品です。
肉魚ばかり食べていると、アルカリ食品の摂取が極端に少なくなってしまうことに…
もちろん酸性食品も大事ですが、取り過ぎに注意してアルカリ食品もバランスよく取ることが大事です。
人の体(血液)は、ほんの少しだけアルカリ性です。
これは、食事に左右されるものではないので例え酸性の食品ばかり取ったとしても体が酸性に傾いて血液が酸性になるということはありません。
アルカリ性のものを沢山食べても同じで、更に強いアルカリ性になるということはないです。
でも、血液は影響を受けなくても骨や尿には影響するものと考えられています。
痛風や骨粗鬆症のリスクがある
尿が酸性になると、痛風のリスクが出てきます。
酸性食品である肉や魚には、プリン体という物質が多く含まれます。
このプリン体は尿酸の原料になるので、酸性食品を沢山取ったり激しい運動をするなどしてプリン体が増えればその分尿酸も増えます。
増えた尿酸は、体内では溶けなくなり蓄積されるのでそれが関節部分に蓄積されると強い痛みを引き起こして腫れたりするのです。(特に足の親指)
この時検査を受けてみると、尿酸値が高く「痛風」と診断されるようになります。
また、酸性食品を沢山取ることで体内では中和するためにアルカリ成分が使われますが骨に含まれるアルカリ成分が使われることが多いです。
そのため、酸性食品の取り過ぎは骨をもろくし骨粗鬆症のリスクにもなるんですね。
卵を飲む時に、お酢も一緒に飲むことで酸性食品とアルカリ性食品を同時に取ることになります。
酸性に偏り過ぎず、かといってアルカリ性にも偏らない体に優しい飲み方が出来るということですね。
飲み過ぎには要注意
最後になりますが、生卵+お酢を飲むのは眼精疲労に即効性があると言われるのですが取り過ぎには気を付けましょう。
一日卵1個から2個程度であれば問題ないですが、それ以上は控えたいですね。
卵に含まれるビタミンAは、脂溶性なので体内に蓄積されます。
取り過ぎると、頭痛や嘔吐を引き起こしたり逆に疲れてしまうことがあるからです。
もともと肉や魚ばかり食べて、アルカリ性食品である野菜や果物はほとんど食べない…
という人も、卵を取ることで更に酸性食品の取り過ぎになることがあるので気を付けましょう。