疲れ目が酷くてまぶたが開かない…それは眼瞼痙攣が原因かも

「目がすごく疲れたな…と思ったら目が開かない時がある」

「目が開かないほうが楽に感じることがある」

そんな症状が続いていれば、それはもしかするとただの疲れ目なのではなく眼瞼痙攣が原因かもしれません。

 

眼瞼痙攣は、他の人から見ると正常に見えることが多く自分でも眼瞼痙攣だとは気づきにくいので発見が遅れがち。

症状が進むと、物にぶつかりやすくなって転んだり怪我や事故が多くなるので出来るだけ早く治療を始めたほうが良いです。

 

ただ、根治治療がなく対症療法としての治療になるので長期化することが多いです。

それでも、今の症状を改善して少しでも楽に過ごすには治療は欠かせないのでもし眼瞼痙攣かもしれないと思ったらすぐに眼科を受診しましょう。

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眼瞼痙攣の主な症状

 

自分の意志で自由に目を開けることが出来ない

まばたきが多くなる

まぶしい

目が乾燥する

目を閉じているほうが楽

いつの間にか片目、もしくは両目の目が閉じてしまう

目がゴロゴロする

視線が下に行くと楽に感じる

まぶたが下がってくる

眉間にシワがよる

目の周りが動く

 

眼瞼痙攣は、名前に「痙攣」とあるので目がピクピクと痙攣するように動くようなイメージがありますが必ずしも目が痙攣するわけではありません。

どちらかというと、無駄なまばたきが多くなったり目が上手く開けられなくなったりする症状が特徴。

40歳から50歳代の女性に特に多いと言われています。

 

症状が重い場合は、指でこじ開けようと思っても開かないくらいにまぶたが硬く閉じてしまうことも。

重症になることは稀なので、確率としては少なくほとんどは見た目的には健康そのものだったりします。

 

目が疲れたり開けにくい、まぶしいことが多いので生活で不便を感じるようになりそれがきっかけで眼科を受診してわかるパターンがほとんど。

ドライアイや眼精疲労と誤診されることも少なくないので、治療を受けても治らない…ということがあります。

 

似た病名で顔面痙攣がありますが、こちらは左右どちらかの顔の筋肉、目の周りなどが勝手に動いてしまう病気。

酷い場合は顔が歪むこともありますが、眼瞼痙攣とは別物と考えられています。

 

その他眼瞼痙攣に関連した症状はこちら:まぶたが痙攣するのは何日くらいで良くなるの?考えられる眼病は?

 

何が原因で起こる?

 

眼瞼痙攣の症状が目に起こるので、目に何らかの異常があるものと思われがちですがまばたきをコントロールする器官に異常が起こっているということで脳の神経回路(大脳基底核というところの運動を抑制する機能)に問題があることになります。

きっかけには色々なものが考えられます。

 

・強いストレス

・遺伝的なもの

・薬(睡眠導入剤、抗不安薬など)の影響

などが主なものとしてあげられます。

 

ただ、原因不明な場合も多くストレスの影響も少なく遺伝の関係も低く薬の影響もうけていない…と、これといった原因が何も見つからない場合も。

原因が見つかれば、その原因に合わせた治療法が取られます。

 

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一般的な検査方法

 

患者の症状は個人差があるので、問診を行ったうえでもし眼瞼痙攣の可能性があれば見え方や病気の有無など基本的な検査を行い瞬目テストが行われます。

瞬目テストとは、素早くまばたきできるか、一定のリズムに合わせてまばたきが出来るかなどの簡単なテストです。

 

正常であればすぐに簡単に出来るようなことでも、眼瞼痙攣だとこれが全くできなかったりします。

意識しないと出来なかったり、意識しても上手く出来ないこともあるのでそういったまぶたの動きからも判断して総合的に眼瞼痙攣かどうかの診断がつきます。

 

主な治療法

 

眼瞼痙攣の根本的な治療はまだ見つかっていないため、対症療法となります。

もし、ストレスが原因だと考えられればなるべくストレスを抱えないような工夫や生活習慣の改善で症状の悪化を食い止められることがあります。

 

遺伝的なものだとしょうがないですが、薬など原因となるものがわかれば使うのを止めたり中断してみることで症状の改善につながる場合も。

一般的には、目の周りにボトックス(ボツリヌス菌)を少量注入することでまぶたが閉じる力を弱くする治療法が取られます。

 

ボトックスの作用は永久ではなく、個人差がありますが大体3か月から4か月くらいの間効果が持続するものとされています。

効果が切れてきたら、また再度ボトックスを注入する…という風に治療を繰り返し続けていく感じです。

 

その他には、上まぶたが開くのを補助する「クラッチ眼鏡」や短い波長の光を抑える「遮光眼鏡」などが治療に使われることもあります。

最終的な手段として、眼瞼の手術が行われる場合も少ない確率であります。

 

気になる症状を感じたらすぐに眼科へ

 

眼瞼痙攣は、視力が急激に落ちたり日常生活が極端に困難になるというわけではないので今すぐにどうにかしないといけない病気ではありません。

でも、症状に気付きながらもそのまま放っておくと徐々に悪化して日常生活が不便になることもあります。

 

症状が軽いうちに治療を始めることが出来れば、その分悪化を防いで改善につながるはずです。

なので、少しでも不調を感じたらとりあえず様子を見てみることも大事ですが自然と治りそうになければ早めに眼科を受診しましょう。

 

原因不明なこともありますし、完治させるための治療があるわけではないですが治療を続けることで症状の悪化は防げるはずなので放置せずに病院でしっかり診てもらいましょう。

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