市販で買える防腐剤フリーの目薬と正しい使い方

疲れ目の改善に目薬は欠かせません。特に、目の乾きやゴロゴロした異物感が気になるあなたにとって必需品の一つでしょう。

 

適度に目薬を使うことで潤い補給が出来れば、不快感が少なくなり疲れも軽減させることが出来ます。

 

目薬には大きく分けて防腐剤入りの物と防腐剤フリーのものがありますが、防腐剤の中でも特に避けたほうが良いもの、安全性が高いものもあるので確認しておきましょう。

 

また、目の負担を減らす防腐剤フリーの目薬でおすすめのもの、正しい使い方などについてもご紹介していきます。

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防腐剤入り目薬が良くない理由

 

防腐剤がなぜ目に良くないのかというと、防腐剤が原因でアレルギーを起こしたり角膜上皮障害が起こるなど目に負担がかかることがあるからです。

 

※角膜上皮障害について

角膜上皮障害とは、黒目を覆っている透明な膜である角膜上皮になんらかの異常が起こること。
角膜上皮障害の中でも、最も軽いものが点状表層角膜炎、その次が角膜びらん、最も重いのが角膜潰瘍になります。

 

点状表層角膜炎の場合は、最も外側にある角膜上皮層が部分的に剥がれている状態、角膜びらんは上皮層の全部が剥がれている状態、角膜潰瘍は更に深い角膜実質層というところまで進んだ状態。

 

目に異物が入った場合、逆さまつげが刺激となった場合、爪で角膜を引っ掻いてしまった場合、コンタクトレンズを装着しっぱなしにしていたなど角膜に傷がつくことで起こりますが防腐剤など薬剤が原因になることもあります。

 

防腐剤は、開封してから使っているうちにあらゆる微生物によって汚染されることを防ぐ目的で配合されているもの。

 

しかし、必ずしも目に良いわけではないのです。

 

また、ソフトコンタクトレンズに防腐剤が入った目薬を使うとその成分をレンズが吸収して汚れが溜まりやすくなる、変形しやすくなると言われています。

 

この点に関しては実際は防腐剤の量の問題もあるため、決められた範囲内で使う分には防腐剤入りのものでもレンズの上からでも点眼できるものもあります。

 

特に、一回の使い切りではない一か月くらいで使い切るタイプの目薬であれば眼科で処方されるものでも防腐剤が入っているものがあります。

 

一般的によく目薬に使われている防腐剤で、代表的なものに「ベンザルコニウム塩化物」があります。

 

この防腐剤は多くの目薬に含まれている成分(目薬の約80%に含まれると言われている)でありながら、副作用を引き起こしやすいと言われている成分です。

 

作用としては、細菌の細胞膜(タンパク質)を変性させるので目薬の中でカビや細菌などが繁殖しないように殺菌力を持つもの。

 

このおかげで目薬の成分を劣化させずに清潔に使うことが出来るのですが、人間の角膜にある細胞膜もタンパク質で出来ている為目薬を点すことで角膜を傷めてしまうのです。

 

健康な人の角膜であれば、目薬に配合されている濃度であれば問題ない場合が多いですがドライアイだったり角膜がもともと丈夫でない人だと角膜上皮障害を引き起こしてしまいます。

 

あとは高齢の方や糖尿病の方なども角膜上皮障害のリスクが高くなります。

 

一方で、防腐剤でも安全性が高いと言われているものにクロルヘキシジングルコン酸塩」があります。

 

この防腐剤は、ドライアイや角膜の傷を治す目的で眼科でよく処方されるティアバランスなどに含まれています。

 

角膜上皮障害を引き起こすリスクがかなり少なく、角膜の健康を考えて勧める眼科も多いです。

 

防腐剤入りの目薬を使う場合は、こういった安全性が高い成分が含まれている目薬を優先的に選ぶほうが良いでしょう。

 

市販の目薬はどこまで安全なのかわからないですし、眼科で処方されたものとは違い選んだものが自分の症状に合っているのかもわかりません。

 

そのため、市販の目薬を買う時は極力防腐剤やその他添加物などが入っていないタイプの目薬をおすすめします。

 

市販でおすすめのもの3選

 

市販の目薬で無添加の物はあまり多くはありませんが、おすすめのものは次の3つです。

 

どれもドラッグストアなどで気軽に買えるものばかりなので使いやすいかと思います。

 

ソフトサンティア ひとみストレッチ

裸眼でもコンタクトレンズの上からでもOKな子供から大人まで使える目薬。
ビタミンB群もバランスよく含まれているので疲れ目にも◎

開封後一ヶ月以内に使い切りましょう。

普通は、ソフトのレンズなら使えてもハードのレンズならダメだったりその逆もあったり…とレンズによって使える目薬が違うというのが多々ありますがこちらはソフトにもハードにも使えます。

 

アイリスCL-Iネオ

目の不快感、乾き、疲れなどに良い目薬で栄養成分タウリンなどをバランスよく含んでいます。

目に栄養を与えながら疲れも癒してくれるでしょう。
どんなタイプのレンズの上からでも点眼できます。

一度開封したらその日一日以内に使い切るタイプです。

 

ティアーレW(Teare)

ヒアルロン酸配合で潤いが持続するタイプ。

コンタクトレンズを装着する時にレンズ両面に垂らせば装着液としても使えるので、レンズを入れる時の違和感・ゴロゴロの軽減にもなりますよ。

一度開封したらその日のうちに使い切ります。

 

ソフトサンティア ひとみストレッチは赤い目薬なのが印象的ですが、眼科で処方される疲れ目用の目薬も赤い目薬が多いですね。

 

ソフティアやビタコバール、サンコバなど。サンコバに関してはソフトサンティアと同じメーカーのものですね。

※眼科で処方される目薬や内服薬の種類については次の記事でご紹介しています。

関連:眼精疲労で眼科で処方される目薬の種類

 

アイリスのものはシリーズが色々とあるので、ものもらいや結膜炎、原因不明の目の不調にもよく使われる代表的な市販の目薬です。

 

ティアーレWは、どちらかというと普段コンタクトレンズをよく使う方向けとなっています。

 

使用期限はきちんと守る事

 

最後に防腐剤フリーの目薬を使う際の注意点ですが、使用期限はしっかり守るということです。

 

薬局で一度目薬を買ったら使い切るまでしばらく使うという方は多いと思いますが、それは防腐剤が入っているので出来ることです。

 

防腐剤が入っていない目薬を使う場合は、成分が劣化しやすいので必ず期限内に使い切りましょう。

 

一ヶ月なら一ヶ月、一週間なら一週間、一日なら一日で使い切るか残った分は処分するべきです。

 

数日程度なら大丈夫と思って期限を過ぎたまま使ってしまうのであれば、逆効果になり目に良くないのでそれならばそもそも防腐剤フリーのものは使わないほうが良いでしょう。

 

また、点眼は1回につき1滴、次に点眼する時は10分ほど時間を置いてから目薬をさしましょう。

 

2種類以上の目薬を点す時も、10分ほど間隔をあけてから目薬を点すようにしたいですね。

 

目薬の正しい点し方については、次の記事でもご紹介しています。

関連:目薬の正しい点し方と寝る前に点すのが良くないと言われる理由

 

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