家で入るお風呂も良いですが、たまには温泉に行ってゆっくり体を休めるというのも良いですよね✨
特に寒い時期は冷えから全身血行不良になりやすいので、寒い時期だけでも温泉に行くと日頃の疲れが吹き飛びます。
全国各地に色々な温泉がありますが、目の疲れや眼精疲労、眼病などに良い温泉もいくつか存在します‼
今回は、体の芯から温まって体の疲れだけでなく目の疲れやあらゆる不調を取り除きたいという人のために
・目に効くと評判の代表的な温泉
をご紹介したいと思います。
目に良いと有名な温泉
全国にある目に効く温泉で、特に代表的なところを北から順にご紹介していきます。
気になる温泉があれば、ぜひチェックしてみてくださいね★
北海道「夢元 さぎり湯」
登別温泉は全国的にも有名ですが、その中でもさぎり湯でしか入ることが出来ないのが「目の湯(明礬泉)」です。
「眼の湯」とも呼ばれています。
名前からしていかにも目に良さそうな感じがしますが、収れん作用があるので皮膚粘膜の引き締めにも良いそうで特に結膜炎の治癒に良いと言われています。
泉質:酸性、含硫黄ナトリウム、アルミニウム硫酸塩、塩化物質など
主な効能:結膜炎などの粘膜に関係した疾患、皮膚炎、動脈硬化など
宮城「鬼首温泉 せんとう目の湯」
昔から、眼病に良いと言われている日帰り温泉。
眼病に良い温泉として知られていますが、それ以外にも色々な効能があります。
鬼首(おにこうべ)温泉から少し外れたところにあるので、静かでのどかな景色が広がります。
泉質:単純温泉、低張性弱アルカリ性高温泉、無色透明
主な効能:関節痛、神経痛、筋肉痛、打ち身、くじき、五十肩、疲労回復、健康促進など
福島「微温湯温泉 二階堂」
趣ある、自然いっぱいのところです。
雪深い地域なので、冬は営業しておらず毎年4月下旬ごろから11月下旬ごろまでとなっています。
真冬の時期は行けないのが残念ですが、春から秋までの間と覚えておいてその期間に行きたいですね。
泉質:含アルミニウム泉
主な効能:眼病、化膿症、皮膚病など
新潟「貝掛温泉」
古くから目の温泉として知られてきた、歴史ある温泉の一つ。
実は、昔は目薬も販売されていたという珍しい温泉なんです。
実際に目を洗ってみると良いそうで、お湯を手の平で軽くすくったら少しずつ目にあ当ててみて慣れてきたら1分ほどお湯の中でまばたきすると良いと言われています。
泉質:塩化物温泉、ナトリウムカルシウム、弱アルカリ性、無色透明、まろやか
主な効能:眼精疲労、ドライアイ、白内障、眼底出血、切り傷、火傷、神経痛、腰痛、五十肩、冷え性、疲労回復
長野「浅間温泉 目之湯」
洗眼薬に使われるホウ酸が含まれているので、「目之湯」と呼ばれているようです。
一説によると、ある時目に傷を負った一羽の鳥が温泉のお湯で目を洗ったところすぐに傷が治ってそのまま元気よく飛んで行ったと言われています。
そういった言い伝えから、目に良いお湯ということで目之湯と名付けられたとも言われています。
泉質:単純アルカリ温泉、無色透明
主な効能:眼精疲労、疲労回復、健胃、皮膚炎、婦人病、呼吸器系疾患など
長野「渋温泉 9つの外湯の6番湯 目洗いの湯」
宿泊者であれば、9つ全てのお湯が楽しめる温泉があります。
そのうちの一つが、6番湯である「目洗いの湯」。
9つのお湯を全て制覇すると、9(苦)を流せるということで厄除けにも良い温泉です。
泉質:ナトリウム・カルシウム、硫酸塩、塩化物温泉
主な効能:眼病、美肌など
群馬「草津温泉 地蔵の湯」
目洗い地蔵、という地蔵堂がありますがその名前の由来はある男性の眼病を治したという言い伝えに由来しているようです。
徳兵衛という男性が、その昔眼病にかかっていたところ夢の中で地蔵菩薩さまから地蔵源泉のお湯で目を洗いなさいというお告げがあったそうな。
それから、実際にお湯で目を洗ってみたところ本当に眼病が良くなって治ったということから目洗い地蔵と呼ばれるようになり今もなお言い伝えられているようです。
ただし、実際は泉質が酸性なので目の中には入れないほうが良いです。
目に入れると確実にしみるので、むしろ逆効果です。
直接お湯を目に入れるのではなく、お湯を浸して絞ったタオルをそっと目に当てると良いと言われています。
あとは、湯気が目に入るのは良いようなのでしっかり温まって湯気で目を癒すのも良いですね。
泉質:酸性、含硫黄、アルミニウム硫酸塩、塩化物温泉など
主な効能:関節痛、筋肉痛、神経痛、五十肩、打ち身、くじき、冷え症、切り傷、火傷、疲労回復、健康促進、皮膚病、婦人病、高血圧、動脈硬化、糖尿病など
群馬「温川温泉 白雲荘 目の湯」
※閉業したようです。
その昔、煙が目に入って痛めてしまった村人がここの温泉のお湯で洗ったところ目の不調が治ったということから目に良いとされている温泉。
それから、この温泉は目の不調や眼病にも良いと語り継がれ目の湯として知られるようになっていったようです。
目の湯ですが、眼病だけでなく冷えや肌荒れにも良いのだそう。
泉質:ナトリウムカルシウムー塩化物硫酸塩温泉、無色透明、無臭
主な効能:眼病、冷え、切り傷など
神奈川「姥子温泉 秀明館」
平安時代の武将だった坂田公時は、ある時目に木の枝が刺さってしまい目が見えなくなってしまいました。
その時に、たまたま姥子温泉のお湯で目を洗ったところ良くなったそう。
そんな言い伝えがある事から、昔から「目に良い」「眼病が治る」と信じられてきたようです。
一説によると、夏目漱石も眼病を患った際に姥子温泉のお湯で目を洗ったところ症状が良くなり全快したと言われています。
泉質:単純温泉、カルシウム硫酸塩泉、ナトリウム硫酸塩泉など
主な効能:眼病、神経痛など
目に良い温泉は、北海道から東北、甲信越など寒い地域に集中している印象です。
首都圏からだと気軽に足を運べる地域ではないかもしれませんが、遠出して温泉巡りをする時は訪れてみたいですね✨
首都圏だと、群馬や神奈川にも有名な温泉があるので休日に少し足を延ばして出かけてみるのも良いですね。
疲れ目・眼精疲労になる人は日頃から血行が悪く筋肉が凝り固まっていることが多いのでたまに温泉にでもゆっくり浸かって疲れを取ってくださいね。
以上、参考になれば幸いです★